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洗車機の中

昔から、ガソリンスタンドですごい音を立てて車を洗っている洗車機が気になって仕方がなかった。
あの車の中に入って、外を見たら、どんな風に見えるのだろうか・・・
子供心に一種の憧れみたいなのがあって、いつもジーっと見つめていたような記憶がある。

それが今の時代は、洗車までもがセルフになっているなんて!
あっさり中に入れてしまうなんて!
なんだか嬉しいような寂しいような・・・
憧れていたものが一瞬で簡単に手に入ってしまうと、なんだかなぁって気持ちになることってあるよね。

近所にあるガソリンスタンドは洗車が完全セルフ。
カードを買って、機械に差込み、ボタンでコースを選択するだけでOK。
しかも雨の日は半額になっちゃうという素敵な場所。
超撥水ワックスまでしても、たったの300円だという。
へぇぇ、今度は絶対に雨の日に来ようねぇ。
雨の日に洗ってもあまり意味がない気もするけど・・・
こうして憧れの場所は余りにも簡単に私の目の前に現れてしまった。
まぁ、それでも初めての体験に、ドキドキワクワクなのは間違いなかったが・・・

しかーし、この私の初めての体験を邪魔するヤツが1人。
あぁ、それは、私の愛しいちび。
「こわーい!!!!」と泣き叫び、近づこうともしない。
仕方なく、旦那1人が車に残って(必ず1人は乗らなければならないので)私とちびは待機。
怖いが何となく気になるという、一種の怖いもの見たさにまとわりつかれたちびは、
おとなしく待っていることが出来ず、一定の距離を保って洗われていく車を見守り続ける。
私の手をぎゅうぅぅぅ!!っと握り締めたまま、まん丸な目で見つめるちび。
そんなに怖いか?
私の憧れの場所は、そんなに恐ろしいのか??

こうして私の憧れの場所は憧れのままとなってしまったのだった。


そして2度目の洗車の日。
前回の洗車の時から、事あるごとにちびに「こわくないんだよ」と暗示をかけ続けてきた。
が、洗車機を目の前にすると泣き始めるちび。
ありゃ、今日もやっぱりダメなのか???と思ったが、
「ママとパパの間に来れば?」というと、なんとか我慢できそうに思ったようで静かにうなづく。
2人の間で手をぎゅうぅぅぅ!っと握るちび。
ゴゴゴゴ!ガガガガ!ザザザザ!と色んな音を立てながら水やら泡やら風やらが車を包む。
ちびは最初こそ、びびりまくっていたが、すぐに落ち着いて周りを見回していた。
「あわだね!」とか「かぜだね!」とか、けっこう冷静にしていることが出来たようだ。

私はと言えば、センサーの位置を確認して、ほほう!と感心してみたり、
泡や水がかかっていない場所を見つけて、がっかりしてみたり、
超撥水っていうけど、こんな塗り方をして、どの程度の効果があるのかと疑ってみたりしていた。


結局のところ、ちびはそんなに怖くない場所だということはなんとか分かったみたいだが、
それでも、やっぱり音が大きかったりするので、ちょっぴり恐怖心も残っているらしい。
「また洗いに行こうね」と言うと「パパとママと、しげとゆうゆと、じいじとばあばで乗ろうね」
なんてことを言い出す。
いや、それは完全に定員オーバーでございます。
残念。
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by wanko2 | 2006-10-06 14:19 | ちび